06-展覧会・講演会の最近のブログ記事
SD Review2004へ。建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展。
若手建築家の登竜門的存在。
初めて見に行ったけどおもろいッスねSDレビュー。以下気になったものをいくつかレビュー。
現代日本デザイン100選を観る@川崎市市民ミュージアム。
文字通り現代日本のデザインを100点展示するというもの。なのに展示のほとんどがプロダクト(製品)デザインなのはなんでだろう。デザインってーのはもっと範囲の広いコトバでは?この内容ならば本来なら展示会のタイトルは、「現代日本の製品デザイン100選」とかにすべき。
さて100選。100っていうとかなりの量を観ることを覚悟してたのだが、展示はあっと言う間に観れてしまった。展示会場も小さくこぢんまりとまとまっていた。
展示はオレが最も嫌いな「作品にお手を触れないでください」な展示。別にいーじゃんねー。触んなくてその作品の何がわかるというのか。いやホント深刻な問題だと思いますよ全国の学芸員様。展示する意味無いっすよ。
選ばれているモノは、AIBOやプレステ2から、無印の壁掛けCDプレイヤーやHoney-pop、カドケシやキッコーマンの醤油瓶など多岐に渡っていて面白い。特に自分が知らなかったモノに出くわしたり、知っていたけど気にしていなかったモノの良さを発見させられたりと、楽しく、新鮮。
こういうのは選定委員によって大きくその趣向が変わってくると思う。
選定委員は、柏木 博(武蔵野美術大学教授)/小泉 誠(デザイナー)
紫牟田伸子(情報デザイン研究所長)/深川雅文(川崎市市民ミュージアム学芸員)の4人。
デザイン100選とかいうといかにも現代日本を代表する100だという匿名性が先立つけども、あくまでこの4人による100選なので、?と思う部分も多々ある。
小泉さんが入ってるから「9坪ハウス」が最後の方に入ってるし(なぜか唯一の建築作品)、パンフとかのグラフィックデザインを佐藤卓がやってるせいか、「キシリトール」と「写ルンです」が入ってるし。自分のを選ぶっては当然と言えば当然だけど、どうなのよ?っていう疑問が残らなくもない。
ってよくみたら全部で105個展示されてるし。なんかよーわからんなー。
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