デザインの生態学

| コメント(0) | トラックバック(0)

カテゴリ:



デザインの生態学(後藤武・佐々木正人・深沢直人 著、東京書籍、2004)を読む。

スゴいですよーコレ。なんたって帯の販促コピーが「新しいデザインの教科書」だもの。こりゃ大きくでたよ大丈夫?という感じなのだけども、アフォーダンスを実際のデザイン手法に展開しちゃおうという目的で書かれていて、その姿勢はいままでにないものだと思う。

でも、青木淳だったと思うけどなにかの文章かインタビューで、「アフォーダンスは設計のツールにはならない」と言っていた気がする。つまりアフォーダンスは設計において重要な要素だけど、設計手法へと展開できるような、設計にツカエルものではないっていうような意味だったと思う。うろ覚えなのでその真意は定かではないけども、なんかこの本を読んでるとどうも、ツカエルんじゃねーのアフォーダンス、という気になってくる。いや、なってきた気になってくる。アフォーダンスについて、わかったような気もするし、わかってない気もする。オレは頭が悪いのか?

とにかく、内容自体がわかりにくいのだ。3人が3人とも好きな事言いたい放題って感じで、3人で話してるディスカッションの所なんてほんとわけわからんよ。だって前の人の質問に答えてねーもん全員。編集ミスってないかい?ってぐらい。まぁそもそも答えはコレですって書いてあるような本ではなくて、言いたい事の断片をぶちまけたって感じの内容だからそこから何を読むかってのは読み手の問題なのか?オレは頭が悪いのか?

すいません、もっかい読んでみます。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://muro.moo.jp/mt/mt-tb.cgi/48

コメントする

★ mlog=muro+blog

    このサイトは、目指せ建築家!今のところ建築設計事務所勤務muroが建築・デザイン・アートを中心に好きな事言うブログです。よって思慮に欠ける発言もあるかと思いますがご了承ください。

★ mlog serch

★Ads by google


★ Recent TrackBack

アーカイブ

★ twitter

★ info

    Since December 25, 2003
    Copyright©2003~ Muro. All Rights Reserved.
    もし転載等する場合は御連絡ください。
    ★email★


★Ads by google


★ 2010年4月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

このブログ記事について

このページは、muroが2004年6月11日 07:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「party for the right to fight」です。

次のブログ記事は「カーン」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。