デザインのデザイン
デザインのデザイン(原研哉 著、岩波書店、2003)を読む。
タイトルの意図するところはよくわかんないけど、どうやらそのよくわかんないところがミソみたい。 |
この本はデザインをわからなくする本らしい。
こういう本を手にする時、デザインについて、なにか画期的な衝撃的な答えみたいなものを期待してしまうのだけど、この本は、そういうデザインとはなんぞや?みたいな単純な問いに対しての答えが書いてある本ではない。むしろその問いを投げかけている。オレはこんな事やってこう思うんだけど、みんなどう思う?みたいな感じ。この本極端に要約するとそんな感じ。
だからまえがきには、コップを例に挙げて、普段コップについてよく知ってるつもりでも、それをデザインしなさいと言われた途端にコップの事が少しわからなくなる、コップってそもそも何?コップをどんどん平にしていくとお皿になる。お皿との境界はどこ?みたいな感じで。
それと同じように、この本を読んでデザインが少しわからなくなったとしても、それはデザインに対する認識の後退ではなく、さらに奥へ一歩踏み込んだ証拠だと。
そんなような事が書かれている。この本を読んでもっとデザインのことをわからなくなればいいのだ。
面白かったのは、リ・デザインや無印や愛知万博やVISUALOGUEなど自身が関わっている(た)プロジェクトに関してのところ。無印って田中一光だったのね、知らんかった、とか。愛知万博は初期の案の方がどう考えてもいいな、とか。
文章自体すごく読みやすく、いい意味で引っかかるところがいくつもある、良本でした。
コメントスバムの理由がわかるような。muroさん、サーバーがロリポップって書いてあるから、外国の方がわかってなくて判断したんでしょう。気をつけてね。
いやそれは関係ないかと。
コメントスパムってのは、無作為に自動的に送られてくるものだと思うんですけど。
MovableType使ってるサイトには大体来てると思いますよ。
excite blogはそのへんはexcite側で対策済だけど、MTの場合はcgi自体を自分で設置してるから対策も自分でしないといけないって事かと。
私は、テレビで見ました。ヴェルディファンなんですけど。
でも、生で見れたっていいですよねぇ。でも、8月1日の
東京ヴェルディ1969vsフィオレンティーナの試合は見に行くんですよぉぉ。