建築家ナシの建築 その2 会津さざえ堂

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これを建築家なしの建築と呼んでいいかどうか微妙ですが...

 

福島県会津若松市飯盛山にあるお寺です。
以下解説は公式hpより抜粋。

「会津さざえ堂は、福島県会津若松市の飯盛山に1796年に建立された、高さ16.5メートル、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)といいます。その昔、飯盛山には正宗寺(しょうそうじ)というお寺があり、当時の住職であった僧郁堂(いくどう)の考案した建物です。
 その独特な2重らせんのスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂にお参りするだけで三十三観音参りができるという大変合理的なお堂です。また、上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うこと無く安全にお参りができるという世界にも珍しい建築様式を採用したことで、その特異な存在が認められ、平成7年に国重要文化財に指定されました。」

とまぁなんと2重螺旋の階段で出来た建物なのです。DNAですよDNA!そうですあの近代建築の名作にして螺旋状の展示空間で有名なライトのグッケンハイムなんかより数段上を行っちゃってるわけです。凄すぎです。しかもこうなった理由が33体の観音像を手取早く見るためだって!サイコーです。格好良すぎ。

ちなみに建物はかなり老朽化していて、しかも簡素なつくりなので、スロープを登っていると自分の頭の上の一個上のスロープを歩いている人の足音が聞こえたり。
二重螺旋の真ん中は抜けてるので、登ってると下ってく人がみえたり。

ちなみに飯盛山は、かの有名な白虎隊が死んだ場所なので通常の観光もできちゃうのでオススメっす。

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コメント(4)

うわ~ここめちゃピンポイントで行きたいとこなんすよ!!
研究の事例にも使っていて!!ムロさんいったんすか?

えへへ。行っちゃいました。ピントイントで。
そうか確かにしもん君の研究にはぴったりだね。

もしかしてフリ?

ちなみに小学校の遠足で訪れました。。。

フリじゃないよ!
でも同じ漢字だったんでもしかして飯盛発祥の地かと想像はしたけど。

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このページは、muroが2006年11月11日 21:40に書いたブログ記事です。

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