November 07, 2004

カドケシ

デザイン

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お買い物いったらレジ横にひょっこりおいてあったので、今更ながらついつい購入。カドケシ
いやカドケシ最高カコイイ!!
なんかおもしろ建築家がつくりそうだなこんな建物。

いやでもカドケシ角が28個もあるんですってよ。
角で消すから角いっぱい作ったれっていうのがいいよね。いいデザイン。
たしかもともとコンペ案だったはず。MOMAにもおいてあるし。

サイトは冴えんけど、余計なことがいっぱい詰まっていてなかなかオモロイので要チェキラッチョですわ。

んで結局なにが言いたいかというと、
こういう何らかのアイデアでもって、今までになかったけど今までよりいいモノをつくるっていう姿勢が好きなんですよ。もしくは考え方が。

さらにカドケシの場合なんか楽しさみたいなものがプラスされていて尚よいですな。

さらにさらに、こういう新しいけど、今後のスタンダードになりえる可能性をもった提案がしたいんですよ僕は。もう人生を通じて。それが僕の設計理念なのです今の所。
誰かの言葉を借りれば、新しい普遍性みたいなものを持ったデザインが俺もしたいなぁということですよ僕は。

ま、ただそれが書きたかっただけなんですけど、そういう意味でカドケシはすごくイイなぁと思って。まだ一度も使ってないですけどw

今、僕が関わっている建物も、そういう点ではいい建物になるんじゃないかと思いつつ。

誰もいない日曜日の現場事務所からでした。

October 17, 2004

talbyでたけどさ

デザイン

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マーク・ニューソンデザインのau携帯「talby」が発表されてるけどさ、薄い薄いとか言いつつ後ろにボッコリなんかでちゃってますよー。auの人、気付いてますかー?
あとサイドにニューソンのサイン入っちゃってますよー。これはイタくないか?いやイタイだろう。なんか勘違いしとるだろ。
正面からはカコイイのになぁ。残念なモノがまたひとつ世にでるなぁ。

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0410/13/news019.html
http://www.talby.jp/

September 13, 2004

ハイライト メンソール

デザイン
210_l.jpg ハイライトのメンソールが出てました。ステキなパッケージ。こういう配色に弱い。
自分がメンソール吸ってるのもただ単に緑色のパッケージが好きだからってだけなのかも。
今まであるタバコのメンソールとかの新パッケージって「なんじゃこら」って感じの緑色にしただけじゃん!っていうものが多いけどこれはなんかいいよね。 これも緑色にしただけだけど、やっぱりハイライトっていう「もと」がいいからうまいこといってるのかな?
そのへんは建物のリノベーションにも通じるものがあるのかも。いくらリノベブームだからってなんでもかんでもリノベすればいいってもんじゃないぜって感じで強引だなぁオレ。

August 03, 2004

デザインのデザイン

デザイン ,


4000240056.09.MZZZZZZZ.jpg デザインのデザイン(原研哉 著、岩波書店、2003)を読む。

タイトルの意図するところはよくわかんないけど、どうやらそのよくわかんないところがミソみたい。

この本はデザインをわからなくする本らしい。

こういう本を手にする時、デザインについて、なにか画期的な衝撃的な答えみたいなものを期待してしまうのだけど、この本は、そういうデザインとはなんぞや?みたいな単純な問いに対しての答えが書いてある本ではない。むしろその問いを投げかけている。オレはこんな事やってこう思うんだけど、みんなどう思う?みたいな感じ。この本極端に要約するとそんな感じ。

だからまえがきには、コップを例に挙げて、普段コップについてよく知ってるつもりでも、それをデザインしなさいと言われた途端にコップの事が少しわからなくなる、コップってそもそも何?コップをどんどん平にしていくとお皿になる。お皿との境界はどこ?みたいな感じで。
それと同じように、この本を読んでデザインが少しわからなくなったとしても、それはデザインに対する認識の後退ではなく、さらに奥へ一歩踏み込んだ証拠だと。
そんなような事が書かれている。この本を読んでもっとデザインのことをわからなくなればいいのだ。

面白かったのは、リ・デザインや無印や愛知万博やVISUALOGUEなど自身が関わっている(た)プロジェクトに関してのところ。無印って田中一光だったのね、知らんかった、とか。愛知万博は初期の案の方がどう考えてもいいな、とか。

文章自体すごく読みやすく、いい意味で引っかかるところがいくつもある、良本でした。

July 20, 2004

現代日本デザイン100選

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現代日本デザイン100選を観る@川崎市市民ミュージアム。
文字通り現代日本のデザインを100点展示するというもの。なのに展示のほとんどがプロダクト(製品)デザインなのはなんでだろう。デザインってーのはもっと範囲の広いコトバでは?この内容ならば本来なら展示会のタイトルは、「現代日本の製品デザイン100選」とかにすべき。

さて100選。100っていうとかなりの量を観ることを覚悟してたのだが、展示はあっと言う間に観れてしまった。展示会場も小さくこぢんまりとまとまっていた。
展示はオレが最も嫌いな「作品にお手を触れないでください」な展示。別にいーじゃんねー。触んなくてその作品の何がわかるというのか。いやホント深刻な問題だと思いますよ全国の学芸員様。展示する意味無いっすよ。

選ばれているモノは、AIBOプレステ2から、無印の壁掛けCDプレイヤーHoney-popカドケシやキッコーマンの醤油瓶など多岐に渡っていて面白い。特に自分が知らなかったモノに出くわしたり、知っていたけど気にしていなかったモノの良さを発見させられたりと、楽しく、新鮮。

こういうのは選定委員によって大きくその趣向が変わってくると思う。
選定委員は、柏木 博(武蔵野美術大学教授)/小泉 誠(デザイナー)
紫牟田伸子(情報デザイン研究所長)/深川雅文(川崎市市民ミュージアム学芸員)の4人。
デザイン100選とかいうといかにも現代日本を代表する100だという匿名性が先立つけども、あくまでこの4人による100選なので、?と思う部分も多々ある。
小泉さんが入ってるから「9坪ハウス」が最後の方に入ってるし(なぜか唯一の建築作品)、パンフとかのグラフィックデザインを佐藤卓がやってるせいか、「キシリトール」と「写ルンです」が入ってるし。自分のを選ぶっては当然と言えば当然だけど、どうなのよ?っていう疑問が残らなくもない。

ってよくみたら全部で105個展示されてるし。なんかよーわからんなー。

June 28, 2004

任意の点P

デザイン ,

なんか最近佐藤雅彦に完全にヤラレています。
今日の本は「任意の点P」。立体視の本。
微妙に異なる2つの絵をレンズを通してみると、なんとも不思議なリアリティのある奥行きをもった立体に見えるという代物。
これがまたタノスィーんだ。線香花火とか。マジ3Dですもん。スゴいよコレ。

3年前ぐらいに出てた、ドイツの建築事務所sauerbruch hutton architects(ザウアーブルッフ・ハットン・アーキテクツ)の「WYSIWYG」という本もこの立体視でできてて、その時は全然立体に見えなくて、なんじゃこらと思ったんだけど、見えるようになった今、すごいこの本が観たくなった。外装とかスゴいかわいいし、金があったら買おう。

June 11, 2004

デザインの生態学

デザイン ,

デザインの生態学(後藤武・佐々木正人・深沢直人 著、東京書籍、2004)を読む。

スゴいですよーコレ。なんたって帯の販促コピーが「新しいデザインの教科書」だもの。こりゃ大きくでたよ大丈夫?という感じなのだけども、アフォーダンスを実際のデザイン手法に展開しちゃおうという目的で書かれていて、その姿勢はいままでにないものだと思う。

でも、青木淳だったと思うけどなにかの文章かインタビューで、「アフォーダンスは設計のツールにはならない」と言っていた気がする。つまりアフォーダンスは設計において重要な要素だけど、設計手法へと展開できるような、設計にツカエルものではないっていうような意味だったと思う。うろ覚えなのでその真意は定かではないけども、なんかこの本を読んでるとどうも、ツカエルんじゃねーのアフォーダンス、という気になってくる。いや、なってきた気になってくる。アフォーダンスについて、わかったような気もするし、わかってない気もする。オレは頭が悪いのか?

とにかく、内容自体がわかりにくいのだ。3人が3人とも好きな事言いたい放題って感じで、3人で話してるディスカッションの所なんてほんとわけわからんよ。だって前の人の質問に答えてねーもん全員。編集ミスってないかい?ってぐらい。まぁそもそも答えはコレですって書いてあるような本ではなくて、言いたい事の断片をぶちまけたって感じの内容だからそこから何を読むかってのは読み手の問題なのか?オレは頭が悪いのか?

すいません、もっかい読んでみます。

June 06, 2004

cristar

デザイン

ほんとにつくっちゃったよー!

とある大学で、たまたま居合わせた野郎3人がほんの暇つぶしに「よっしゃ、いっちょ新しいゲームでもつくっちゃるわい」なんてノリで編み出したゲーム、[cristar]
そこらへんに転がってたスタイロ(発泡スチロール)を何の根拠もなく永遠切り出して、試行錯誤。そんなのがちょうどいい暇つぶしだったのだ。
そんなノリノリ行動にありがちなその場限りの、一夜限りのワンナイトラブで終わるはずが...

後日、そのうちの頭がどうにかしちゃった野郎が、ホントにつくっちまいやがった。それもかなり本気で。
ヴィジュアルデザインやってるその野郎は、ポートフォリオに載せる用とか言って、パッケージからロゴ、ボードやら駒やら説明書なんかまでつくっちゃたわけだ。

そんなアツイことするヤシに応えない俺じゃないぜってことでhpつくっちゃった。
まる一日かけて。だから見て。cristar

就活もせずになにやってんのとか言うな。
ねぇmnb?show-1?

January 27, 2004

なぜか黒い丸が見える!そして動く!

デザイン


ポスター年間2004みたいな本をちらちらみてたらこんなような図を発見!あんまりにもおもろいんでつくってみました。そしてデスクトップピクチャに設定。目が疲れる。

January 19, 2004

最近のお気になり

★自衛隊の派遣には反対とかそういうことじゃなくこの写真スゲーいい。

★深澤デザインが大好きなのです。これほしい。

リサイタルて!