June 11, 2004

デザインの生態学

デザイン ,

デザインの生態学(後藤武・佐々木正人・深沢直人 著、東京書籍、2004)を読む。

スゴいですよーコレ。なんたって帯の販促コピーが「新しいデザインの教科書」だもの。こりゃ大きくでたよ大丈夫?という感じなのだけども、アフォーダンスを実際のデザイン手法に展開しちゃおうという目的で書かれていて、その姿勢はいままでにないものだと思う。

でも、青木淳だったと思うけどなにかの文章かインタビューで、「アフォーダンスは設計のツールにはならない」と言っていた気がする。つまりアフォーダンスは設計において重要な要素だけど、設計手法へと展開できるような、設計にツカエルものではないっていうような意味だったと思う。うろ覚えなのでその真意は定かではないけども、なんかこの本を読んでるとどうも、ツカエルんじゃねーのアフォーダンス、という気になってくる。いや、なってきた気になってくる。アフォーダンスについて、わかったような気もするし、わかってない気もする。オレは頭が悪いのか?

とにかく、内容自体がわかりにくいのだ。3人が3人とも好きな事言いたい放題って感じで、3人で話してるディスカッションの所なんてほんとわけわからんよ。だって前の人の質問に答えてねーもん全員。編集ミスってないかい?ってぐらい。まぁそもそも答えはコレですって書いてあるような本ではなくて、言いたい事の断片をぶちまけたって感じの内容だからそこから何を読むかってのは読み手の問題なのか?オレは頭が悪いのか?

すいません、もっかい読んでみます。

投稿者 muro : June 11, 2004 07:50 AM | トラックバック(2)
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