January 15, 2004

五十嵐隊長授業

建築 , 映画

今日はM1の授業で、五十嵐太郎さんの講議に紛れ込む。

前半は「過防備都市」というタイトルでセキュリティ等の話し。
興味深いのは「シェルターからスキャナーへ」という話しで、管理の仕方が、他者を物理的に排除するシェルターではなく、セキュリティの設定によって万人を管理する情報空間(スキャナー)へ移行していると。仙台メディアテークの古谷案を例に挙げていた。(図書館の本を情報管理して、本を置く場所は自由という点で。)
あと犯罪発生マップがおもしろい。研究やってるとこういうのに過剰に反応してしまう。

後半は「都市論としての押井守」。
「イノセンス」の予告版や「甲殻機動隊」「パトレーバー」を観ながら、押井守は建築、都市の様式等の美術設定によって意図的に世界観をつくり出しているという話しを聞く。今度のイノセンスのテーマは「中華ゴシック」らしい。なんかいいね中華ゴシック。イノセンスは予告みただけでも相当カコイイ。観に行こ。

その後は恒例のお食事会というか飲み。
ちょっと自分の研究であるコインパーキングの話しをする。
五十嵐さんの方が使えそうな情報をよく押さえていた。自分の勉強不足を再認識。

そう!講議中も思ったのだけど、五十嵐さんはやっぱり情報を捕まえるのがウマイ。
一般的なニュースでも流れているような所を的確に押さえている。そういう誰もが知っていそうな事を都市の話しとして話すのがウマイ人だと思った。

投稿者 muro : January 15, 2004 07:33 AM | トラックバック(3)
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